2022/06/17
6月も半ばを過ぎ,ようやく梅雨入りしました。
覚えとして書き込んでおこうと思いますが,今年の梅雨入りは6月14日でした。
この日は最高気温が19度で,肌寒い日でした。
今回は,お恥ずかしながら最近初めて知ったことを記事にさせていただこうと思います。
仕事でもプライベートでも,パソコンとプリンターを使用していますが,皆様,「ISO規格」と「JIS規格」についてご存じでしょうか。(以下,ISO JIS)
お仕事柄,よく知っているという方も多いかと思います。
まずISOについて,JQA(日本品質保証機構)のホームページにはこのように説明されています。
ISOとは,「国際的な取引をスムーズにするために,何らかの製品やサービスに関して『世界中で同じ品質,同じレベルのものを提供できるようにしましょう』という国際的な基準」のことだそうです。
対してJISについて,JSA(日本規格協会グループ)のホームページにはこのように説明されています。
JISとは,「日本産業規格(JIS=Japanese Industrial Standardsの略)。日本の産業製品に関する規格や測定法などが定められた日本の国家規格のこと」。
いわゆる「JISマーク」と呼ばれるものをご覧になられた方もおられると思います。
学校の机や椅子にもありました。
それで,最近何を初めて知ったのかと言いますと,コピー用紙にISO規格とJIS規格があったということです。
私が主に使用するコピー用紙のサイズは,A4かB5です。
A4などのA版については,ISOもJISも同じ規格が採用されているそうなのですが,B5などのB版については,サイズが異なるそうです。
ちなみに,B5版のサイズは,JISでは「182×257(mm)」,ISOでは「176×250(mm)」と,JISの方が大きくなります。
当然,日本国内で出回っているB5のコピー用紙はJIS規格です。
パソコンの文書作成ソフトの中には,用紙サイズに選択肢があります。
もうお気づきかと思いますが,私はパソコンのB5の用紙サイズ設定を「B5(ISO)」で設定してしまっていました。
通常,文書を印刷する際には,左右の余白を均等にするかと思います。
しかし,印刷設定がISOで,用紙がJISな訳ですから,この状態で印刷しますと,右側と下側の余白が,左側と上側のものより広くなってしまいます。
この規格の違いに気付くことができず,2年ほどが経過し,つい数ヶ月前に知ることになりました。
それまで「何でだろ~?」と思いながら,余白設定をいじったりしつつ使い続けていました。
まったくもってお恥ずかしい限りです。
ひらいわ質店