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カメラ業界の転換期

2022/07/13

 

まさかこんなに早く梅雨明けするとは思いませんでした。

614日に梅雨入りしたものの,627日には梅雨明けが宣言されました。

新聞によりますと,1951年の統計以来,2番目の早さで梅雨明けを迎えたそうです。

今年の夏も暑くなりそうな予感がします。

 

昨日,このようなニュースが目に留まりました。

(今回,企業のHPからの記事もありますので,リンクを控えます。詳細をお知りになりたい方は『』内の青文字で検索してみてください。)

 

ニコン、一眼レフカメラ開発から撤退 60年超の歴史に幕(日本経済新聞)

 

「そうか~,ついにニコンが・・・」と感じましたが,直後,このようなアナウンスがありました。

 

ニコン「本日の一部報道について」(ニコン)

 

どういうことだろう?と思いますよね。 

私にも詳細は分かりませんが,おそらくニコンとしては「撤退」の意思はないものと思います。

ただ,今までの一眼レフカメラに主軸を置いた開発を,ミラーレス機に注力するというのは,カメラ市場の流れからして必然と言える気がします。

それはキヤノンも同じです。

 

60万円超」高級ミラーレス、大手3社が続々投入…想定超える予約も(読売新聞)

 

そもそも,「一眼レフとミラーレスの違いって何?」と思われる方もお見えかもしれません。

 

一眼レフカメラとミラーレスカメラって何が違うの?(キヤノン)

 

個人的には,「光学ファインダー」の有無が大きいと思います。

実は私もカメラの趣味があり,一眼レフカメラを使用しています。ミラーレスカメラも使用しています。

一眼レフカメラから始めた方にとっては,「光学ファインダー」の重要性を身をもって感じておられる方は少なくないのではないでしょうか。

一方,ミラーレスカメラや,はたまたスマホでの撮影から始められた方にとっては,ある意味で「無用の長物」ともなりかねないものかもしれません。

 

私は「電子ビューファインダー」機は所有しておりません。

家電量販店でのぞいたことがありますが,やはりどうも慣れないのです。

言っているように,慣れの問題なのかもしれませんが,違和感を感じます。

 

私のような人間にとっては,ニコンにしろキヤノンにしろ,一眼レフ開発からの撤退?一時停止?はかなり寂しいニュースです。

 

特にレンズ資産をお持ちの方にとっては,衝撃的なニュースだったのではないでしょうか。

マウントの変更はユーザーにとってはなかなか厳しいものがあります。

 

「マウント」については以下をどうぞ。

 

Lesson34:レンズ選びのための基礎知識Enjoyニコン)

 

これまでも様々な分野でこうした転換は行われてきました。写真を撮るにしろ見るにしろ,その媒体も大きく,そして急激に変化してしまいました。時代の流れからして仕方のないことかもしれませんが,やはり寂しい気はします。

 

当店ではカメラの質預かり・買取りも行っています。

(壊れていたり,余り古い機種ですと取り扱えない場合もあります。)

機会がありましたらご利用ください。

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